公開:2024-11-24   更新:2025-01-22

パイプの他端にプロセスがありません Microsoft SQL Server、エラー:233

概要

SQL Server 認証で、ログインに失敗する。
エラー内容は、「パイプの他端にプロセスがありません Microsoft SQL Server、エラー:233」

まず初めに確認するべき原因

Microsoft 公式の解決方法に記載されていませんが、エラー233は、[セキュリティ]タブ の [サーバー認証] にて「SQL Server認証モードとWindows認証モード」にチェックが入っていないときにも発生します。
よって、[SQL Server 認証モードの許可] が実施されているか、をまず一番最初に確認してください。

「SQL Server認証モードとWindows認証モード」にチェックを入れる手順は下記の通りです。

  1. サーバーを右クリックして [プロパティ] を選択してください。
  2. [セキュリティ]タブ の [サーバー認証] にて「SQL Server認証モードとWindows認証モード」を選択してください。
    その後 [OK] をクリックしてください。
  3. [OK] をクリックしてください。
  4. 233 エラーが消えるか確認してください。

構成マネージャーで「名前付きパイプ」を「有効」にする

上述した「SQL Server認証モードとWindows認証モード」でもエラーが発生する場合は、構成マネージャーの「名前付きパイプ」が無効になっているので、「有効」に変更します。

  1. 構成マネージャーを開いてください。
  2. 「Sql Server ネットワークの構成」を展開し、プロトコルを選択クリックしてください。
  3. 「名前付きパイプ」を右クリックし「有効にする」を選択クリックしてください。
  4. 「OK」をクリックしてください。
  5. 続いて、先ほど変更した内容をアクティブにするために、Sql Server を再起動します。
    構成マネージャーの「Sql Server のサービス」をクリックしてください。
  6. 「Sql Server」を右クリックし「再起動」を選択クリックしてください。
  7. 233 エラーが消えるか確認してください。

補足:Microsoft 公式の解決方法

  • 手順 1: インスタンスが起動していることを確認する
  • 手順 2: SQL Server Browser サービスが起動していることを確認する
  • 手順 3: 接続文字列内のサーバー名を確認する
  • 手順 4: クライアント コンピューター上でエイリアスを検証する
  • 手順 5: ファイアウォールの構成を確認する
  • 手順 6: SQL Server で有効になっているプロトコルを確認する
  • 手順 7: TCP/IP 接続テスト
  • 手順 8: ローカル接続のテスト
  • 手順 9: リモート接続をテストする
  • 手順 10: ユーザーのアクセス許可を確認する



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